第21話 「金賞受賞?パーティー(前編)」

*二度目の恋 君に逢いたくて…第21話



今日は鈴之介の受賞パーティーだ。
沙織も鈴之介の受賞を祝うため、今朝早くにアパートへ戻って来ていた。



だが、心は憂鬱だ…。
そう、いずれ鈴之介に言わなければならない。
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このパーティーが終わったらきちんとけじめをつけなければ…。
ローリーに指摘された通り、これは自分で決める事なのだから…。



「ね、このみ。これだけ準備しとけば大丈夫かな?」
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「大丈夫じゃない?お肉とかはみんなが集まったら焼けばいいしね」
「そうね♪」



「ところでローリー…」
「ん?」
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「沙織ちゃん、どうしたの?なんか様子がおかしくない?」
「…そう?」



「おかしいよ。なんか元気がないって言うかさ…。何かあったのかな?」
「あれじゃない?鈴之介の受賞の事で緊張してんのよ、きっと」
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「そっか…それもそうよね。
金賞受賞って事は沙織ちゃんにとっては結婚って事だもんね」
「…と、思うよ…?」



「わ~結婚か~♪ いいな~」
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「あんたももうすぐじゃないの?」



「なんで私がもうすぐなのよ?」
「だって亮さんと結婚するんでしょ?」
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「ま、まだ付き合ったばかりよ!そんな事考えてるわけないでしょ!」
「そう?亮さんは結構考えてんじゃない?
あんたみたいなタイプの子と付き合うって事は考えてると思うよ?」



「な、何言ってんのよ…。だから私達はまだ付き合ったばかりで…」
「でもやる事はやったんでしょ?」
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「え?」
「亮さんとはもうやったんでしょ?」



「や…やったって…」
「亮さんは頭がいい人だよ。あんたに手を出すって事はそれなりに考えての行動だって」
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「そ、そっかな…」
「あんたは遊びで付き合えるような女じゃないってちゃんと分かってるさ」



「で、よかった?」
「は?」
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「よかったの?」
「な、何が…?」



「な~にぶっこいてんのよ…。 ”何が”よ」
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「…ぶっこいてないし…」
「よかった?」



「…うん…」
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「やる~♪」



「ね、ね!どんな風によかった?」
「…んとね…」
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「もう~!じらさないでよ!どうだったのって!」
「凄く……熱かった…」



「ピュ~ピュ~♪」
「やーね…ローリーったら…」
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「じゃさ、じゃさ、めっちゃ上手なんだ?」
「たぶん…。って言うか凄く上手だと思う…。なんかもう…ふわ~って言うか…」



「って、何でローリーにそんな事を言わなきゃなんないのよ!」
「いいじゃん、教えてくれたって」
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「そ、そんな事は人に言うものじゃないでしょ!」
「なによ…カマトトぶっちゃってさ」



「べ、別にカマトトぶってるわけじゃないもん…」
「どうせあんたの事だから可愛い声を出してさ…」
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「私…こんなの初めて…」



「とか言ったんでしょ?!そうでしょ!?」
「い、言ってないもん…」←言った
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「嘘つき~~♪絶~~対っ、言ったね!」
「ち、違う!」



「もうダメ…ダメ…」
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「死んじゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ~~」



「そ、そんな事言ってない!」←近い事は言った
クスクス…分かった分かった(笑)あんたからかってると面白いわ(笑)」
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「もう!」
「ごめんごめん(笑)」



「夕べも泊まったんでしょ?」
「うん。朝早くに帰ったよ」
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「ラブラブっすね」
「うん(笑)」



「な、なんで俺も行くわけ?! 別に俺が行かなくてもいいだろ?!」
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「どうせ暇だろ?付き合えよ」
「いや、でもさ…」



「なに?なんか不都合でもあるわけ?」
「な、なんだよ、それ!」
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「行きたくない理由でもあるとか?」
「べ、別になんもねーし!」



「ふ~ん…。例えば……誰か会いたくない人がいる…?」
「だ、誰かって…?」
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「最初が”ロー”で最後は”リー”だったかな~?」
「まんまだっつーの…」



「その人に会いたくない理由でもあるのかな?」
「な、何が…」
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「例えば…何かイケナイ悪さをしちゃったりなんかしちゃって?
ゴロゴロニャンニャンっ♪ …的な悪さ…みたいな?」



「ばっ!何言ってんだよ!
なんで俺がローリーに悪さするんだよ!言っとくけどあれは合意…合…」
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「合意?」
「合………ご…」



「何が合意?」
「えーと…」
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「何が”合意”なの?」
「な、なんでもねーし…」



「あ、そう(絶対に怪しい…)」
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「分かった、行くよ、行くよ!行けばいんだろ!ほら、早く行くぞ!」



(あぶねー…)
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(もう少しで口がすべるとこだった…)



「沙織ちゃん、そろそろお皿を並べてくれる?」
「あ、はい…」
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「ゴルゴさんも来るから6人分ね」
「え?ゴルゴ…さん…?」



「あのね、沙織ちゃんには言ってなかったけど、私、亮さんとお付き合いしてるの」
「え?そうなんですか!?」
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「うん(笑)」



「わ~素敵♪ とってもお似合いの二人だと思います!」
「ありがとう…」
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「ほんとにほんとに素敵なカップルですね!」
「沙織ちゃんったら(笑)」



「だから今日は亮さんと一緒にゴルゴさんも誘ったのよ」
「そ、そうですか…」
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「ん?どうかした?」
「い、いえ!なんでも…なんでもないです…」



(ゴルゴさんが来る…)
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(…やだ…また心臓が…)



ピンポ~ン♪



「あ、噂をすればだわ!亮さん達がきたみたい♪」
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「はい…」



カチャ
「いらっしゃい♪」
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「いらっしゃいました♪」
クスクスクス…



ガバッ!
「このみちゃん!会いたかった~~~!」ムギュウ~
「え?あ…」
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「愛してるぜ!」



「ゴルゴ!テメー!」
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「あの…ゴルゴさん…」



「な~んてうっそ~ん♪」
「何がうっそ~んだよ!このやろ~~」
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「冗談だよ、バーカ。…でもちょっとだけ胸に触っちった♪ テヘ♪ やわらか~い♪」
「お前…」



「ふざけるな~~~!やい!ゴルゴ!」
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「ふんっ。トイレ貸して~~ちっこした~い」←聞いちゃいねー



「よっ!」
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「…よ…よっ…」



「なんだよ、元気がねー”よっ!だな~」
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「あっ!ご、ごめんなさい…私までつられて…よっ…なんて…」
「別にいいよ(笑)」



「ところでこの間は悪かったな。俺、寝ちまったみたいで」
「いえ……」
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「いや~気持ちよくてつい寝ちまってよ~イビキかいてなかった?」



「いいえ、大丈夫でした(笑)」
「マジで?本当は俺のイビキがうるさくて先に帰ったんだろ?」
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「違いますよ~(笑)」
「嘘くせー」



「どうぞ座って下さい」
「あ、その前に」
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「トイレどこ?先に行かせて。もれそう」
「右にあります(笑)」



「このみちゃん、後で消毒しなさいね」
「冗談ですよ(笑)」
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「冗談でも何でもダメなもんはダメだから」
「もう!(笑)」



「ところで、金賞はもう決まった?」
「まだなんですよ。そろそろ発表の頃だと思います」
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「金賞が受賞したらこっちに来る事になってますので。それまでもう少し待って下さいね!」
「ああ…」



(…本当に金賞なの?)
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(おっかねーな……)



ジャー
(あ~スッキリした♪ 中々綺麗なトイレだな~。
俺の家のトイレも誰か掃除に来てくんねーかな~。そろそろマジで女でも捕まえ…)
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シャ~~~ン!ご対面♪



「………」
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「………」



「ど~~も~ふにゃ○○野郎ですぅ~」
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「ごきげんよう…ほほ…」



「ちょうどよかった。お前にちょっと話があんだけどぉ~」
「私は何にもないけどぉ~」
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「お前にはなくても俺にはあんだよ!」
「なによ…」



「お前なんだよあの置手紙はよ!」
「何って…正直に書いたまでよ」
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「ふざけんな!何が正直にだよ!」
「ちょ…声がデカい!」



「ちょっと来いよ…」
「や、やめてよ…っ」
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「いいから来いって!」
「もう…なに!」



「お前な~~!なんで俺がふにゃ○○なんだよ!ふざけんじゃねーよ!」
「ふんっ。ふにゃ○○なもんはふにゃ○○なのよ。あれが私の感想よ」
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「このやろ~~!言いたい事を言いやがって!」
「なによ!私を満足させられないアンタが悪いんでしょ!?」



「何が満足させらんないだよ!おめーあの夜、白目むきながら
『ダメ!ダメ!死んじゃぅぅぅ~私こんなの初めて~~』っつってただろーが!」
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「なっ…そ、そんな事言ってないわよ!」
ローリーも言ってたんだ?(笑)



「言ってたね!俺はあの後全部思い出したんだ。お前はひ~ひ~言ってた!」
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「言ってないわよ!」



「言ってましたぁ~♪ 超感じちゃうぅぅ~って言ってたも~ん♪」
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「なっ…」
「へへ…正直に言っちまえって。ひ~ひ~言ってただろ?」



「亮さん、ローリーを見ませんでしたか?」
「ローリー?」
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「ええ、ローリーがワインを閉まったんですけど、どこに閉まったから分からなくて」
「あれ…確かさっきそこで…。そう言えばゴルゴもいねーな…。向こうの部屋かな?
分かった、俺が呼んでくるよ」



「ここか?」
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「ローリー?ロ…」



「なによ!ひ~ひ~なんか言ってないわよ!勝手な事言わないでよ!」
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「言ってたも~ん♪」
「あったま来る~~!」



(ひ~ひ~?)
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(…って…何の事?)



「じゃあ私だって言わせてもらうけどね!あんただってあの夜、鼻の穴を大きく膨らませながら」
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「『スゲーぜベイビー…最高だぜベイビー…』って連発してたじゃないのよ!」



「ばっ…言ってねーよ!」
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「言ってたわよ!」



(最高だぜ…)
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(ベイビー…?)



「そんであんたはね!『俺はこんなの初めてだ!たまんねーぜベイビー!』
って大きな声で吠えてたじゃないの!」
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「ふ、ふざけんな~~!!!!!」



(たまんねーぜ…)
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(ベイビー?……ぷっ…)



「ぷーーーーーーー」
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(マジかよ~~(笑))



「言ってねーよ!」
「言ってました!」
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「言ってねー!」
「言った!」



「ゼイ…ゼイ…ムカつく女だぜ…」
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「ゼイ…ゼイ…あんたこそ…超ムカつく…」



「クックックッ…」
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「亮さん?どうしたんですか?……亮さん?」



一方、金賞の受賞を今か今かと待っていた鈴之介。
やっと…やっとこの日がきたのだ!



「芦屋君、そんなに緊張しないでちょうだいな(笑)」
「で、でも…やはり緊張しますよ…」
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「大丈夫よ。さあ、そろそろ発表の知らせがあるはずよ」
「はい…」



(いよいよだ…)
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(大丈夫だ…。今度は絶対に自信がある…)



そして、運命の電話が鳴る。



ツルルルルルル♪
ツルルルルルル♪
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ゴクリ…



カチ
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「はい…。ええ、そうです。それで…どうでしたか?」
「…え…」



「はあ…あの…でもあの何かの間違いじゃ…。…では入賞は…?そんな…。そ、そうですか…」
「え?ええ…葉山ローリーはうちの生徒ですが…」
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「まあ…彼女が佳作に…。大変未来のある作品?はい、わざわざありがとうございます…」



(ローリーさんが佳作に…?)
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(って…僕はどうしたんだろ…。なんだか先生の様子が…。…まさか…)



カチ
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「………」



「あの…先生…僕の絵は…」
「え、ええ……おかしいわね…」
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「おかしい…?」
「そうね…その…」



「…ダメ…だったんですね…」
「それが…その……」
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「そうですか…ダメでしたか…。佳作にはローリーさんが?」
「そうみたいなの…」



「それはよかった…。…で、僕は入賞も…?」
「ええ…」
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「そ、そうですか…」
「な、何かの間違いかしら?でも…」



「いえ…間違いではないと思います…。…僕は…今回もダメだったんです…」
「そ、そのようね…。でも私は芦屋君の絵がいちば…」
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「帰ります…」



「すみませんがお先に失礼いたします…」
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「分かったわ…」



カチャ…
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(また落ちた…。落ちたどころじゃない…佳作にも入らなかった…)



(どうして!今度ばかりは自信があったのに!)
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(それなのにどうして…)



(なぜ…僕は何をやってもダメなのだろう…)
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(……沙織さん…。僕はまた…ダメでした…)



「さあ、そろそろお肉でも焼くか!このみはサラダをお願い」
「分かったわ♪」
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「ね、このみ。鈴之介さ、きっと今頃走ってるんじゃない?(笑)」
「そうね(笑)」



「…なあ…ゴルゴ…」
「あ?」
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「ローリーって結構何でも出来るんだな?料理もうまそうだし」
「普通だろ?あれぐらい」



「いやいや、なかなかどうして…。ほら…あの手つき…」
「たいした事ねーよ」
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「んな事ないって。そうだな…一言で言うと…」



スゲーな?
「だから女なら普通だろって!」
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「そんな事ねーよ。いいね~中々様になってるね…。一言で言うと…」



最高だな?
「だから女なら…てか、なんで俺に聞くんだよ!」
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「いいね~スゲーね~最高だね~。…一言で言うと…たまんねーな?
「だからなんだよさっきから!お前ウザい!何が最高でたま……はっ」



「お前…もしやさっきの俺らの会話…」
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「さあ…」



「ちょっと~ゴルゴ!グラス出して~~!」
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「ついでにワインも出してよ~」



「ほら…お前のたまんねーベイビーちゃんが呼んでるぜ?」
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「テメー…」



「さあ、僕も自分のたまんねーベイビーちゃんのお手伝いでもしてこよ~っと♪」
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「あのヤロ~…」



一方、金賞どころか、佳作にも入らなかった鈴之介。どうして自分はいつもこうなのだろう。
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あんなに頑張ったのに…。
どうやって沙織に報告したらいいのか…。



(みんなに悪い事しちゃったな…。せっかくパーティーの準備をして待っててくれてるのに…)
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(けど…正直に報告しなくちゃ…。そうだ…くよくよしててもしょうがない…。また次がある…)



(沙織さんには、またしても待たせる事になってしまうけど…次こそは…)
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(だけど…待っててくれるのだろうか…)



「なあ…腹減ったんだけど?」
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「もうちょっと待ちなって。いい?鈴之介が帰って来たらパア~っと盛り上げてよ?
あんたはそういうのだけは得意でしょ?」



「だけって何だよ、だけって!」
「あら、だって頭が悪い奴ってそう言うのだけは得意って相場が決まってるじゃん」
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「なんだよ、それ!」
「違うの?」



「そ、そりゃ…得意だけどよ…」
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「じゃお願いね」
「へいへい…」



(いちいちムカつくんだよな…。
あれが俺の腕の中で喘いでた女か?…ま…確かに胸は最高だったけど…)
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(って…そうじゃねーし…)



「ローリー…でも本当に遅いと思わない?」
「そろそろ来るって!」
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「そうかな…」



(もしや…)
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(俺の勘が当たった訳じゃあるめーな…)



ちょうどその時、鈴之介はドアの前まで来ていたが中々入れないでいた。
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けれど、いつまでもこうしていても仕方がない。



(よし、入ろう)
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(ダメなものはダメだったんだ。あまり待たせたら申し訳ない…)



その気配にいち早く気づいたローリー。



「来たわ!ゴルゴ、頼んだわよ!」
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「分かった、分かりました。よっしゃ、じゃいっちょ盛り上げっか!行くぜ!」



そして、鈴之介は静かにドアを開けた。



カチャ…
「遅くなりまし…」
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「イエーイ!」



「ピューピュー!よっ!大統領!」
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「よっ!社長!」



プ~~~!
「鈴之介!おめでとう~~!あんたなら絶対にやれると思ってたよ!」
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「………」



(なんか顔つきが微妙…)
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(そう思うのは俺だけ…?)



「鈴之介君、おめでとう~~!」
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「鈴之介さん!おめでとうございます!」



(沙織さん…)
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「…あの…」



「なんだよ、鈴之介。もっと嬉しそうな顔しろよ!せっかく俺様もかけつけてやったんだぜ!」
「そうよ!鈴之介!」
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「僕…」



「おい…なんかちょっと雰囲気が違うぜ…」
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「イエーイ!」
「おいって!」



「すみません!違うんです!」
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「僕は…僕は…」ゴクリ…



「ぼったりと落ちました!」
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し~~~ん



「落ち…た?」
「はい…今回もダメだったんです…」
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「ダメって…」
「お恥ずかしい話ですが…またダメだったんです…」



「嘘…」
「はい…」
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「佳作とかは?」
「それが…佳作どころか入賞も出来なくて…。はは…本当に恥ずかしいですよね…」



(って…どうすんだよ、このテンション…)
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(俺…かなりマヌケ…)



「佳作と言えばローリーさん…。
あなたの作品が佳作に入りました…。後日先生のところへ行って下さい…」
「え?私が?」
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「はい…。大変未来ある作品だそうです…」
「まじ?…」



「おめでとうございます…」
「まさか…」
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し~ん…



「えーと…」
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「とりあえず…」



「イ、イエーイ…」
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続き、第22話へ 「金賞受賞?パーティー(後編)」
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